■ MUKU-DATA  屋久杉 その他
ほぼ毎日ブログを書き続けているのは、
若い頃、お客さん(工務店さん大工さん、設計士さんが主)のところで
材の事、木の事、こんな使い方など
今日はこれをお話しようと思って行っても違う話になり、思っていた10の内の1も
お話できずに帰る事が多かったこと、
あと材木屋の家に生まれて子供の頃から当たり前にあった製材、材木が
好きだと意識し出したこと、それで
毎日毎日、話したい事、木っていいよねって事が湧き出してくる。
なので都度、今思う事、他愛もないこと、どうでもいいような事を書き続けている。
(溜めずに吐き出すことで今の考えを明確にでき次の新たな方向が見えたりもするが、
個人的なストレス発散の記録とも言えなくもない)
でも、本当のところの「木」について
写真や特に言葉では上手く表現することができずにいる。
稚拙で文章表現力がないと常々思うが、感覚を上手く言語化できず、
ガァ~とか、ぴィーとか濁音を使いながら、
その本質を突き止め伝えきれずにモヤモヤとした気持ちが残っているのも事実。
ツイッターは人の勧めで東日本震災直後にアカウントを作り
やっているが、フォローしている人が4000人なので
タイムライン上は川のように呟きが流れていき、
たまたま通りかかった際にその流れていく言葉を見ているって感じ。
そんな中で、あぁ・・こう表現できればなぁ・・・って呟きが目に留まった。
金継ぎ枕、剥落塗装プリント柄をみて
ザワっとするのは、写真や絵画の如き視覚的なものに
すでに触感や温感などの、複感覚が起動しているから。
この方のことは良く存じ上げていないが、何故かツイッターを開くと
タイムライン上に呟きが表示される事が多く、良く眺めている。
感覚的な微妙な動きを言葉で表現し、そうだな、そうだなぁと眺めさせてもらっている)
これを木に置き換えて読むと
木もまさにこんな感じで言えるのだと思う。
木をみてザワっとするのは・・・
もっと微妙な感覚を言葉にできればなぁ・・って思う。
(現物を見ていただき
そこに流れている本質に触れてもらうのが一番なのですけどね)
べっ甲眼鏡おじさん、この栃、かなり反ってますよ

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